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シリーズさいたま市の風景

2002年11月。翌年4月に政令指定都市への移行を控えていた、さいたま市内の今を感じようと思い立ち、4回にわたってフィールドワークを試みました。
その時の所感などをまとめた一連の文章が、「シリーズさいたま市の風景」です。

文章は、2002年11月当時の状況で書かれております。ご了承ください。

訪問者カウンタ
ページ設置:2003年8月23日

 2003年4月1日、さいたま市は13番目の政令指定都市となります。区名の最終案も答申され、様々な方面で、このまちについての関心が高まっていることと思います。中には、区名案に対して反発が起こっている地域もあるようです。

 そういった話題に接するたび、さいたま市について考えをめぐらしてきましたが、そこでいつも自分自身に限界を感じることが多かったのです。「さいたま市って、どんなところなのだろう。」このシンプルな問いに、さいたま市をほとんど訪れたことのない私は、明快な回答を用意することができませんでした。地図や報道などの限られた情報源だけでは、どうしても心もとなかったのです。

 そこで、実際にさいたま市内を歩き、目で見て、感じることにより、さいたま市への理解を深めることを思い立ちました。以下、私がさいたま市を歩いて感じた記憶を、「シリーズさいたま市の風景」としてご紹介したいと思います。

シリーズさいたま市の風景・目次
(#列の数字をクリックすると、該当ページにジャンプします)
タイトル フィールドワーク日 行程
 見沼探訪 2002.11. 2  東武野田線七里駅〜JR東浦和駅
 さいたま新都心と与野本町 2002.11.10 JR大宮駅〜与野本町〜JR西浦和駅
 台地に抱かれた「低地」〜都市化と武蔵野のはざま〜
 荒川の東方(前) 〜秋ヶ瀬公園とその周辺〜 2002.11.16 JR西浦和駅〜JR指扇駅
 荒川の東方(後) 〜混沌のなかの地域の行方〜
 新都の北郊 〜緑豊かな高燥の地〜 2002.11.20 JR指扇駅〜JR宮原駅〜JR浦和駅
 新都の南郊 〜個性化へ向けて〜
 大宮と浦和 (前) 〜氷川神社と見沼〜 2002.11.20 JR指扇駅〜JR宮原駅〜JR浦和駅
 大宮と浦和 (中) 〜旧中山道を行く〜
10  大宮と浦和 (後) 〜行政中心浦和のいま〜
11  さいたま市の過去、現在、未来 〜結びにかえて〜

シリーズさいたま市の風景・付記

<フィールドワークの記録>

 第一日 2002年11月 2日(土) 東武線七里駅〜見沼代用水東縁〜見沼大橋〜JR東浦和駅
 第二日 2002年11月10日(日) JR大宮駅〜与野本町〜JR西浦和駅
 第三日 2002年11月16日(土) JR西浦和駅〜秋ヶ瀬公園〜JR指扇駅
 第四日 2002年11月20日(水) JR指扇駅〜JR宮原駅〜大宮市街地〜浦和市街地〜JR浦和駅

<参考文献>
 埼玉県高等学校社会科教育研究会歴史部会(2000):『新全国歴史散歩シリーズ11 新版 埼玉県の歴史散歩』山川出版社
 浦和市立郷土博物館(2000):『見沼 その歴史と文化』さきたま出版会
 川崎吉光(2002):『歩く旅シリーズ 中山道を歩く』山と渓谷社
 井出彰(2001):『休日、里川歩きのすすめ』平凡社新書

 以上のほか、さいたま市の発行する市報等、政令指定都市関連の行政資料

<地図>
国土地理院5万分の1地形図「大宮」
また、3市合併前の昭文社ニューエストシリーズ「埼玉県都市地図」が、旧市の境界を知る上で大いに役立ちました。

<謝辞>
この「シリーズさいたま市の風景」は、2002年11月3日から同24日にかけて、グリグリさんが運営されている個人サイト「都道府県市区町村」コーナーの掲示板である、「落書き帳」の中で連載させていただいたものです。グリグリさんには、たいへんお世話になりました。謹んで御礼申し上げます。



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