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俳句の中の地域

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#830 フランス・ヴェルサイユ宮殿の風景(フランス・ヴェルサイユ) 

 俳句の中の地域、次回のお題は、フランス・ヴェルサイユ宮殿の風景です!
 

フランス・ヴェルサイユ宮殿の風景
フランス・ヴェルサイユ宮殿の風景(2024.6.5撮影) ※現地時間です。



#829 斑鳩の里、法隆寺を望む風景(奈良県斑鳩町) (2025年6月16日執筆)

 2013年6月29日、梅雨の中休みで蒸し暑い陽気の奈良へ出かけました。法隆寺を訪れるのは高校の修学旅行以来で、改めて世界最古の木造建築物群として残された歴史的資産の佇まいに触れました。法隆寺の伽藍は斑鳩の町並みに穏やかに溶け込んでいまして、稲が育つ水田の向こうにしなやかなスカイラインを見せていました。
 
夏雲雀 五重塔の ある家並

斑鳩の里、法隆寺を望む風景
斑鳩の里、法隆寺を望む風景(2013.6.29撮影)



#828 加須市街地郊外の田園風景(埼玉県加須市) (2025年6月15日執筆)

 2019年6月16日、埼玉県加須市の加須駅前から同市内騎西地区までのウォーキングイベントに参加しました。加須駅の西口から進むと程なくして広大な田園地帯に行き着きます。田植えの終わった田は夏空の下とてもさわやかな水色を呈していました。北西方向には赤城山を望み、ここが広大な関東平野の只中であることを実感しました。
 
赤城嶺を 望む美田や 五月晴

加須市街地郊外の田園風景
加須市街地郊外の田園風景(2019.6.16撮影)



#827 ZOZOマリンスタジアム前の風景(千葉市美浜区) (2025年6月14日執筆)

 2024年6月30日、千葉市のZOZOマリンスタジアム前の風景です。この日はパシフィック・リーグの公式戦、千葉ロッテマリーンズ対オリックス・バファローズの試合を観戦しました。海岸沿い特有の風で知られる同球場での試合は、時折小雨の降る中でのものとなりました。この年、日本プロ野球12球団すべての本拠地球場での観戦を終えることができました。
 
梅雨寒の球場 右中間の空

ZOZOマリンスタジアム前の風景
ZOZOマリンスタジアム前の風景(2024.6.30撮影)



#826 初夏の清澄庭園の風景(東京都江東区) (2025年6月13日執筆)

 2008年6月1日、江東区清澄の清澄庭園に出かけました。都立庭園として一般開放された回遊式林泉庭園です。藩政期に大名の下屋敷の敷地となりある程度の造園がなされていた当地に、三菱財閥創業者の岩崎弥太郎が修景し、現在の庭園の基礎が整えられました。近年交通の利便性が増し再開発の進む地域にあって、変わらぬシンボルとして存在する名園です。
 
花菖蒲 名石ひかる 庭に雨

初夏の清澄庭園の風景
初夏の清澄庭園の風景(2008.6.1撮影)



#825 青空の下の犬吠埼の風景(千葉県銚子市) (2025年6月12日執筆)

 2005年6月25日、千葉県銚子市の犬吠埼の風景です。雲ひとつ無い青空の下の犬吠埼は、白亜の灯台もくっきりと屹立して青空と対峙していました。太平洋に着き出すようにしてある岬は、海蝕台地を基礎として成立しています。山頂や離島を除けば、日本で一番最初に初日の出を見ることができる場所としても知られます。
 
白靴や 犬吠埼の 風の色

青空の下の犬吠埼の風景
青空の下の犬吠埼の風景(2005.6.25撮影)



#824 鬼押出しから浅間山を望む風景(群馬県嬬恋村) (2025年6月11日執筆)

 2004年6月12日、群馬県嬬恋村の鬼押出し園を訪れました。郷土かるたの上毛かるたの「あ」の札に「浅間のいたずら 鬼の押出し」と詠まれます。1783年に起きた天明の大噴火による溶岩流が今も生々しく残ります。梅雨空で微かに望む浅間山ですが、現在でも活動を続ける火山です。
 
夏山や 溶岩流の 暗き午後

鬼押出しから浅間山を望む風景
鬼押出しから浅間山を望む風景(2004.6.12撮影)



#823 東福寺・通天橋の新緑の風景(京都市東山区)  (2025年6月10日執筆)

 2024年6月23日、京都・東福寺・通天橋の新緑の風景です。境内を流れる渓谷・洗玉澗(せんぎょくかん)に架かる通天橋は、眼下の楓の木々が紅葉する頃には多くの参詣客が訪れます。その時季に比べ、新緑の季節は訪れる人も比較的少なくて、極上の青楓を心ゆくまで味わうことができます。
 
青時雨 通天橋の 床白し

東福寺・通天橋の新緑の風景
東福寺・通天橋の新緑の風景(2024.6.23撮影)



#822 JR仙台駅、西口の風景(仙台市青葉区)  (2025年6月9日執筆)

 2021年6月7日、仙台駅西口の風景です。東北地方最大の中核都市・仙台の玄関として昼夜問わず多くの人々が行き交っています。駅の2階レベルに接続している駅周辺の歩行者専用デッキ(ペデストリアンデッキ)は、国内でも最大規模のものとして知られ、仙台駅前を象徴する構造物の一つとなっています。
 
梅雨空や 駅前デッキの総延長

JR仙台駅、西口の風景
JR仙台駅、西口の風景(2021.6.7撮影)



#821 「あじさい寺」能護寺の紫陽花の風景(埼玉県熊谷市)  (2025年6月8日執筆)

 2005年6月19日、当時の妻沼町、能護寺の紫陽花を観に行きました。あじさいの寺として知られる名刹で、梅雨の時季の明るい曇り空の下、たくさんの種類の紫陽花が境内にあって、見頃を迎えていました。パステルカラーの春から、夏になると次第に青系の花が増えていくように思います。日差しの強さに呼応するように、青が爽やかに目に映ります。
 
紫陽花や 重なる葉のライムグリーン

「あじさい寺」能護寺の紫陽花の風景
「あじさい寺」能護寺の紫陽花の風景(2005.6.19撮影)

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