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俳句の中の地域

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#140 たんばらラベンダーパークの風景(群馬県沼田市) (2023年7月28日執筆)
 
 
写真は2009年7月26日、沼田市北部のスキー場で恒例となっている、「たんばらラベンダーパーク」でラベンダーの花を撮影したものです。ゲレンデいっぱいに咲き乱れるラベンダーは、高原の風にその芳香を乗せて、真夏の高原に最大級の清涼感を送り届けてくれています。その屈託のない、純度の高いラベンダーの花の色に、瑠璃の輝きを見いだしました。

秋隣 ラピスラズリの 花弁の香

たんばらラベンダーパーク
たんばらラベンダーパークの風景(2009.7.26撮影)



#139 柏島、夏の夕刻の遠景(高知県大月町) (2023年7月27日執筆)
 
 2002年7月29日、南九州から豊後水道を渡り、四国南部を辿った記録の中の一枚です。高知県西部、大月半島の先にある小さな島である、柏島は南国性の植生に包まれた、とてものびやかなシルエットが印象的な場所でした。夕刻が迫る時間、海は穏やかに凪いでいまして、翌日の好天を思い起こさせました。

夕凪や 評定表の 基準点

柏島、夏の夕刻の遠景
柏島、夏の夕刻の遠景(2002.7.29撮影)



#138 面河渓、夏の緑の風景(愛媛県久万高原町) (2023年7月26日執筆)
 
 
2002年7月30日、南九州を訪れたその延長で、大分県佐伯からフェリーで四国へ移動し、四国山地の只中をめぐりました。写真の面河渓は、愛媛県の山中、高知県側へ流れる仁淀川の上流にある美しい渓谷です。訪れたこの日もさわやかな緑色の森に囲まれた川面は透き通るような青緑色をみせていまして、盛夏におけるいっぷくの涼を届けてくれていました。
 ※執筆時現在、この時利用した佐伯~宿毛間のフェリーは運航中止中です。

渓流の 緑は深き 夏の蝶

面河渓
面河渓、涼やかな夏の緑の風景(2002.7.30撮影)



#137 佐多岬、真夏の風景(鹿児島県南大隅町) (2023年7月25日執筆)
 
 
2023年7月28日、真夏の南九州を訪れました。九州最南端の佐多岬は、写真のとおり、雲一つない晴天下にありながらも、空は滲むような色彩を呈していて、水平線はかすむような直線を描いていました。海の色はきらめくようなエメラルドグリーンをわずかに含ませていまして、夏のぎらぎらした太陽からのエネルギーを受け止めていました。

炎昼の岬や 水平線消ゆ

佐多岬、真夏の風景
佐多岬、真夏の風景(2002.7.28撮影)



#136 尾瀬・大江湿原、雨に濡れるニッコウキスゲ(福島県檜枝岐村) (2023年7月24日執筆)
 
 
2017年7月29日、ニッコウキスゲが見ごろを迎えていた、尾瀬・大江湿原を訪れました。この日は生憎の空模様で、時折雨の降る空の色は、どこまでも明るいテイストの乳白色に包まれていました。いつも尾瀬へは群馬県側の鳩待峠から入っていますが、今回は福島県側、沼山峠から尾瀬沼のほとりへと向かいました。しなやかに雨に濡れるニッコウキスゲの花は、とても繊細なみずみずしさを纏っているように感じられました。

雨滴受く 日光黄菅や 空白し

尾瀬・大江湿原、雨に濡れるニッコウキスゲ
尾瀬・大江湿原、雨に濡れるニッコウキスゲ(2017.7.29撮影)




#135 エスコンフィールドHOKKAIDOの風景(北海道北広島市) (2023年7月23日執筆)
 
 
2023年7月2日、2023年シーズンより北海道日本ハムファイターズの本拠地となった、北広島市エスコンフィールドHOKKAIDOに行き、試合を観戦しました。この日は開場後初めてドーム球場の屋根を開けて開催する試合であったようで、時折覗く夏空からの強い日差しも感じつつ、北海道らしい涼しい風も受けながら、楽しいデーゲーム観戦となりました。

夏の色 新球場の 屋根開く

エスコンフィールドHOKKAIDO
エスコンフィールドHOKKAIDOの風景(2023.7.2撮影)



#134 通潤橋、真夏の風景(熊本県山都町) (2023年7月22日執筆)
 
 
2002年7月27日、夏真っ盛りの通潤橋を撮影しました。通潤橋は、1854(嘉永7)年、水の乏しい台地上に通水するためにつくられた水路橋です。高い技術を持つ肥後石工の手による石橋の代表傑作として知られ、重要文化財の指定を受ける名橋です。百年余りたっても現役で農業用水を地域に供給し続けています。なお、2023年6月、通潤橋は橋としては初めて国宝に指定するよう答申を受けています。


夏空や 通潤橋の百余年

通潤橋
通潤橋、真夏の風景(2002.7.27撮影)




#133 川越の町並みと時の鐘の見える風景(埼玉県川越市) (2023年7月21日執筆)
 
 
2006年7月29日、盛夏から晩夏へと移り変わる季節の川越を捉えた写真です。町並みにカラフルな提灯があるので確認しますと、ちょうど川越の夏祭りの日であったようで、多くの人々が祭りの雰囲気を楽しんでいる様子が手に取るように分かる風景ですね。右手に見える川越のシンボル「時の鐘」を俳句に取り入れて、真夏の炎天の光景を表現してみました。


打水や 軒の影無き 時の鐘

川越の町並みと時の鐘
川越の町並みと時の鐘(2006.7.29撮影)



#132 高千穂峡、驟雨の中の風景(宮崎県高千穂町) (2023年7月20日執筆)
 
 
2002年7月20日、大雨の中撮影した、高千穂峡の写真です。熊本空港から高千穂へ入ったのですが、阿蘇では晴天であったものが、九州山地に入り高千穂に入った途端に雨となり、南東に開けた地域に湿った空気が入ると雨になる、という我が国における典型的な気象を肌で感じた高千穂訪問となった記憶があります。

高千穂の驟雨 渓谷の怒濤

高千穂峡
高千穂峡、驟雨の中の風景(2002.7.27撮影)



#131 スキー場の夏を彩るゆり園の風景(群馬県片品村) (2023年7月19日執筆)
 
 
2006年7月30日、片品村の夏のスキー場で開催されていた百合園を撮影したものです。高原にあるスキー場は吹きゆく風も涼やかで、色とりどりに咲く百合の花と、周囲の緑の山々との取り合わせが、夏山らしい清爽さに溢れていたのでした。近隣にはラベンダー園をつくるスキー場もありますが、写真のスキー場の百合園は現在では終了しているとのことです。

ゲレンデの百合園 ふたり歩く昼

尾瀬岩鞍ゆり園
スキー場の夏、ゆり園の風景(2006.7.30撮影)

                                                
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